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Lubricate us with mucus. ──2nd season 飛翔編

   Be fierce as fire is fierce.

( ゚Д゚)<否定の否定の否定

「中立性を不自由と捉える向きが多すぎるのではないか。中立とは反対に完全な自由を意味するはずなのに。その底知れなさにおいて人々を自分に連れ戻すものであるはずなのに。われわれは、意味に頼りすぎる。意味にぶら下がり、笑顔を貼り付け、盲目な身体の運動に身を委ね、生まれたときと同じ総量の不安に呑まれるようにして冷えた物質の塊になる。個体としての意識には何らの価値もないと知りつつ、物語を変奏しつづける哀れな生き物。
 目の前のものを見るためには様々な迂回路を必要とする。この迂回のための技術の総称こそ、芸術と名付けられてきたものに他ならない。スノビズムとは、知的遊戯によって情熱を損なわれないための一種の防御なのかもしれない。
 なるほど、知っているということは確かに防御であるかもしれない。だが、知によって不安を乗り越えること、むしろ不安を純化し空白のままに保ってゆくことこそ明日のための健全な儀式ではないのか。」
(encore@conceptionfork「健全さの先にあるもの」)
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