Lubricate us with mucus. ──2nd season 盈則必虧編
汝自己のために何の偶像をも彫むべからず
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( ゚Д゚)<抽象的な疲労
「最後の筆を投げ出すと
そのまま書きものの上に
体をふせる
動悸が山を下つて平地に踏み入る人の
足どりのやうに
平調を取り戻さうとして
却つて不安にうちつづける
窓を開け放つた明るい室内に
いつの間にか電燈が来てゐる
目はまだ何ものかを
見究めようとする強さの名残にかがやきながら
意味もなくそれを見てゐるうちに
瞳は内なる調和に促されて
いつか虚ろになつて
頭脳を孤独な陶酔が襲つてくる」
(伊東静雄『反響』)
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2017/05/01 16:25
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